洋から和へ→みかの和室大好き日記♪

表面は変わらなくても中身は変化してきた

2016年08月15日
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木造住宅の場合、今建てられた家と10年前、50年前、100年前ではそれぞれ異なります。それぞれの時代に流行や技術があります。ですから外から見るとかなり違いがあります。でも、家の骨組みの部分だけを見ると、木材のみが使われています。
最近は建築基準法の改正で多少変更される部分もありますが、見た目にはあまり変化がないでしょう。壁材などは新しい素材が使われるようになっています。畳といえば今も和室で見られ、昔からある床材として知られています。
表の素材は古くからイグサが使われています。ですからほとんど変わらないように見えます。中身の素材は時代によって変わってきています。今はよりクッション性の強い化学素材などが使われることもあります。作る時には糸を使いますが、昔は綿の糸が使われていました。
最近はより強度の強い化学素材の糸が使われるようになっています。これらの部分は昔の良さを消すわけではありません。いい意味での進化といえます。

日本独特の文化をこれからも残していく

日本にある文化は、近年は世界からいろいろなものが入っています。江戸時代以前は、中国などの大陸から入ってくることが多かったようです。日本語に使われる漢字、主食であるお米なども大陸から渡ってきたものとされています。
それらが日本で少しずつ改良されて、伝えられてきました。そう考えると多くの今の日本のものも大陸から来ているように感じます。日本の住宅に当たり前のように使われている畳ですが、こちらも大陸から来たものなのでしょうか。
実は畳は日本で生まれたものとされています。昔は今のような床材としてではなく、板間の上に軽く敷くようなござのようなタイプだったようです。最初は1枚だけ敷いていたのを、何枚も重ねて使い、さらに寝具として使われるようになります。
鎌倉時代辺りには、今のように部屋に敷きつめて使うようになりました。一般の住宅ではなく、貴族の住宅などが中心でした。江戸時代になると庶民にも広がります。日本のよき文化を利用しながら残すことが大切です。

[参考サイト]
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http://www.tori-matsu.jp/
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子供に勉強させたいなら和室の方が良い

一般的な学校は、床は木材であったり、コンクリートなどの素材になります。これは公立の小学校や中学校だけでなく、大学などでも同様です。民営の塾であったり予備校なども同じような作りでしょう。一方で一般の住宅などで習い事などを教える教室があります。
そろばん教室であったり、書道教室です。これらの教室では、和室の部屋にテーブルを並べ、子供たちは畳の上に直接座って勉強などをします。単に勉強のスタイルの違いのように感じますが、子供の集中力に影響するとされています。
ある実験では、同じような授業をして子供がどれくらい問題を解くことができるのかというもので、一定の差が出たとされています。イグサから出るにおいが影響しているのか、座り方が影響しているのか、細かい部分はわかりませんが、より勉強に集中しやすいことはわかっています。
子供部屋をこれから作ろうとするときには参考にするとよいでしょう。すでに洋室の部屋でも、新たに敷くことはできます。


 

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